ブートローダーの設定(入門編)

Linux活用日記

Last modified: Dec 10th, 2002


MBR とブートローダーについて


PC/AT 互換機において, パソコンの電源を入れてから Windows や Linux などのOS を起動するためには, ハードディスクやフロッピーディスクなど起動可能なデバイスの先頭セクタにある MBR(マスターブートレコード) の前方 446byte に書かれている(446byte より後方はパーテーションテーブルやブートシグニチャ) OS を起動するためのプログラムであるブートストラップローダを読み込む必要があります. このプログラムは Windows NT/2000/XP の NTLDR や, Linux における LILO や Grub といったブートローダ(セカンダリ ブートローダ)を読み込むためのコードが書かれています.

Windows がインストールされているパソコンでは ---または新たにこれらをインストールしたパソコンでは--- 否応なしにこれらを起動するためのブートストラップローダが MBR にインストールされています(厳密には Windwos NT/2000/XP ではブートストラップコードが書き込み済みであればインストールされない).

* MBR にブートストラップローダを"インストール"ってどういうこと?
前述のように MBR の前方 446byte 内には OS を起動するためのブートストラップコードが書き込まれています. これを"インストールする"ということは, 新たに MBR に書き込むということになります.

この文書でいうブートローダ(セカンダリ ブートローダ)とは, 前述のブートストラップローダから読み込まれた OS ローダ(NTLDRやLILO, Grub など)を指します. これらの OS ローダはブートストラップローダ

何やら難しい話になってきましたが, Linux をインストールする上ではこれらの知識はあまり詳しくなくても構わないと思います. というか私自身も実は全然詳しくなくて, いろいろな書籍やネット上で見た情報を自分のための備忘録として書いているだけです. 重要なのは Linux のインストール時の「ブートローダの設定」で誤った設定をしてしまって意図しない状況にならないようにするための基礎知識を持っておくことです. 次項ではこのことについて書いていきましょう.


Linuxインストール時のブートローダの設定


ほとんどの Linux ディストリビューションはインストールの過程で「ブートローダの設定」を行うように促してきます. Vine Linux 2.1 - 2.6 ではブートローダとして "LILO" を, Red Hat Linux や Turbolinux など では Grub を採用しています. これらブートローダの設定は前述のとおり, インストール時に「ブートローダの設定」を行えるようになっています.

Windows 2000 や XP, NT などで "NT Loader" を使って OS を選択起動させたい場合, Linux ブートローダを Linux の"ブートパーテーションの最初のセクタ" にインストールするようにし, LILO や Grub など Linux のブートローダを使って Linux と Windows を選択起動させたい場合にはこれら Linux のブートローダをマスターブートレコード(MBR)にインストールするようにします.



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